Z,珠運用におけるめざ電ゲッコウガの双方の特徴
シーズン9ぶりにレートに本格的に潜って、よりめざ電ゲッコウガに関して考えられたのでメモ程度ですが書いていきます。
・Zと珠での違い
前提としてZと珠ではどういう風に違うのかをまずは使ってきたた経験から考察します。
★Z
①特定のポケモンにZでの役割遂行が可能になる。(下から攻撃を貰わずに突破しやすくなる。)
水Z→リザXなどが一撃になり、他のポケモンに対しても汎用性が持てる。
②体感めざ電がバレにくい
特殊Zを見せるとどちらかと言うと結びやめざ炎を警戒されることが多く、見えない打点として刺さりやすい。例えば悪Zなんかでガルドを倒したあと、ギャラが出てきた場合かなりメガされることは少なかった。
やはり珠をもたないと火力がより足りない。自分は控えめにして火力をあげてはいたが、それでもステロ介護なんかがないと難しいので、珠よりかはその系統のサイクルに対して崩し性能が落ちる。
★珠
①高耐久水入りのサイクルを崩しやすい
ドヒドイデ、スイクン、レヒレ絡みのサイクルにおいて1回崩せると勝ちに繋がるケースが結構多い。ドヒドイデはHふりだけであればヘドロ込みでも2発突破が見込める。ただ、再生力で回されるケースもあるのでそこは注意。
②読まれやすい
珠と分かると相手にもめざ電があるかもしれないと警戒されやすい。妙に変な択が生まれることが結構あった。
③珠による弊害とめざ電がバレたとき
例えばドヒドイデに対面からめざ電をうって突破できる~みたいな考えはほぼ通らない。バレると再生安定になってしまうところが弱い
④単純に火力が高い
めざ電を押し付けた後の制圧力はかなり高い。相手が引っ込む読みで他の技で殴れるとかなりリターンが高いことが多い。
◎実際のめざ電を刺したい時の動き方
★珠
例1:
自分→ゲッコウガ@2
○ゲコグライ対面
自分→めざ電
相手→ヒトデ下げ
→ヒトデ体力4割程度→次にめざ電か裏読み別の技の択
実際これのループ。珠の場合は択に勝つとそのままこちらの裏で制圧する動きがとれるようになる。ただし、スリップダメ(毒、火傷)が入ってしまうと不利なサイクルになっていく。こちらは毒々、熱湯火傷に細心の注意を払ってうごくことをこころがける。
例2:
自分→さっきと同様
先に説明すると環境変化によってあまり初手からは安定はしない。
○ゲコグロス対面
自分→あくのはどう、めざ電の択
相手→振り方、技構成によって変化
→通らないと相手の技次第でこちらが不利。
が、珠であれば1回でスカーフレヒレ以外は確実に崩せる。
★Z
例:
※今回は悪Zでの想定
自分→ゲッコウガ、理想はステロ撒き@1
相手→ドヒドイデ、グライ@1
○ゲコグライ対面
さっきと同様に交換読みめざ電
→ドヒドイデ(Hふり)体力60%程度→悪Z安定だが、ヘドロ込みだと怪しい、トーチカがかなりキツイ。単純にZ警戒行動がキツくなってくる。
→ドヒドイデ(HDベース)体力70%→ステロがあれば悪Zも視野
こんな感じで安定しにくい。そもそもドヒドイデもH振りだけはかなり減ってきているイメージなので、Z運用だとステロがめちゃくちゃ欲しくなる。ちなみに控えめだとステロ+めざ電+悪Zが乱数で落ちるようになる。(多分ノマZだとかなりいい乱数で落ちる。)なのでZはどこでZを切っていくかが重要。そもそもゲッコウガだけでみるのは無理もあるのでゲッコウガの役割を明確にしていくことが重要である。例えば今のグライドヒドイデならめざ電読みでグライを出された時にグライを落としたいという役割ならドヒドイデを1回引かせることが出来ればいいということになる。
◎まとめ
どちらの型も結構使い込みましたが、どちらも一長一短です。高耐久水を崩したいという考えのもとであれば珠がやはり崩しやすいです。ただ、Zでも工夫を加えてやればいくらでも崩しになりうるし、Zにしか出来ないと思われる崩しもあるのでパーティーに合う方を採用していきたい。
……てなわけで久しぶりにめざ電ゲッコウガに触れた記事でした。掘り下げるとキリがないので今回はここらで…!